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高梨沙羅選手の失格について思うこと

北京五輪のスキージャンプで高梨沙羅さんがスーツの規定違反で失格という驚きの結果になりました。 高梨沙羅さんは自身のインスタグラムで以下のような謝罪の投稿をしています。

「私のせいで皆んなの人生を変えてしまった」 

この件に関して僕が思うのは、何一つ悪いことしてないのに謝罪する文化を広めるの止めてもらっていいすか?ということです。今回突然スーツの測定方法が変わったということで日本だけでなく有力国の選手が何人も失格しています。高梨選手の落ち度は全く無いし、むしろ怒っていいはずなのに謝っている。この謝罪についてスポーツ庁長官の鈴木大地氏は「お人柄は伝わったので元気に胸を張って帰って来てほしい」と発言しています。自らに何の落ち度が無いにも関わらずファンやスタッフを気遣って謝罪をする高梨さんの態度は素晴らしいということでしょうか。

素晴らしいすかね?こういう態度が良いものだと思いますか?何かに挑戦した人がそれに失敗してしまった。それは謝らなくてはならないことなんでしょうか?僕は仮に高梨さんに何かの落ち度があったとしても謝る必要は無いと思います。ていうか謝ってほしくない。

高梨さんは10代の時に金メダルが絶対視されていた試合で銀メダルで終わった際に謝罪をしていた覚えがあります。その時はまだ高校生くらいだったのですが、なんでこの年代の子供が金メダル取れなかったからって謝罪してるんだ?と思ったことを記憶しています。彼女自身の考え方もあるでしょうけど、社会が謝罪を期待している部分も大きいと思うんですね。そしてその謝罪文化の中で育った人がまた下の世代に謝罪文化を広めていく。

もう止めません?とりあえず謝罪する文化も嫌いだし、失敗したら謝罪が待ってるなんて考えずに気軽に挑戦できる社会の方がいいじゃんって思います。

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